ビデオカード video card

●ビデオカードとは?
パソコンに装着して画面表示機能を追加する拡張カード。
ビデオチップ」「ビデオメモリ」「RAMDAC」から構成されている。
ビデオカードにより、最大表示解像度や最大同時発色数、最大表示周波数(リフレッシュレート)などの性能に違いがある。
最近では3次元グラフィックスの描画処理の高速化を行なう専用回路も搭載されている。
マザーボード上に画面表示機能を搭載した機種もあるが、多くの場合はその機能を切ることができ、より高性能なビデオカードを後から追加できるようになっている。



ビデオカードのインターフェース

PCIバス(ピーシーアイバス Peripheral Components Interconnect bus)
 今までのビデオカードにつかわれていたバス
 転送レート 133MB/秒

AGPバス(エージーピーバス Accelerated Graphics Port)

 ビデオカードとメインメモリ間の専用バス(データ伝送路)規格。
 マザーボードにひとつだけ搭載されている。バス幅は32ビット
 最新のビデオカードは、ほとんどが、AGP規格となっている。
 転送レート 通常=266MB/秒、2倍=533MB/秒、4倍=1.06GB/秒、8倍=2.13GB/秒

 ※ビデオカードを新しくする時は、使っているパソコンのマザーボードにAGPバスがあるか要確認



・ビデオチップ(video chip)

グラフィックチップ(graphic chip)とも呼ばれる。
最近のものは、GPU(Graphics Processing Unit)

コンピュータの中で画面表示を担うLSIチップ。
ビデオカードの基板上に配置されて提供される場合が多いが、ビデオ機能内蔵型のマザーボードでは、直接マザーボード上に実装されている。
ビデオチップはCPUからイメージデータを受け取って、画面イメージを保持しているビデオメモリ(VRAM)にそのデータを書きこむ。




ビデオメモリ (video memory)

VRAM(Video Random Access Memory)とも呼ばれる

ディスプレイに表示される内容を保持しているメモリ。昔はメインメモリの一部が割り当てられたが、最近はビデオカードに高速化された専用のRAMが搭載されることが多い。画面の最大解像度や最大同時発色数はVRAMの容量に左右される。

ディスプレイの解像度=横方向のドット数×縦方向のドット数
ビデオメモリの容量=横方向のドット数×縦方向のドット数×色数のビッド数

色数の表現 ビット数での呼称 一般的な呼称
256色

8ビットカラー

ハイカラー
32,768色

15ビットカラー

ハイカラー
65,536色 16ビットカラー ハイカラー
16,777,216色(1677万色) 24ビットカラー フルカラー、Trueカラー


・RAMDAC(ラムダックRandom Access Memory Digital/Analog Converter)

パソコンのビデオカード上のデジタルデータを、ディスプレイに表示できるようにアナログ信号に変換する装置のこと。
変換の際に色データと信号レベルを対応付けた参照表を使用することがあり、この表をRAMに保存していることからRAMDACと呼ばれている




※マルチディスプレイ

ビデオカードが2枚、ディスプレーが2台あるならは、PCIとAGPの両方にビデオカードを2枚ざしすると、マルチディスプレイ表示できる。
ビデオカードのよっては、1枚で、マルチディスプレイ表示できるタイプもある。

 



※TFT(液晶ディスプレイ)にデジタル信号で出力する方法

デジタル機器であるTFTに、ビデオカード上のデジタルデータを、送信するには、パソコンが(笑)にDVI対応のビデオカードを装着し、DVI仕様の液晶ディスプレイを接続する

「DVI-I」デジタルアナログ量対応のコネクタ
「DVI-D」デジタルのみのコネクタ

 



DVI(Digital Visual Interface)

コンピュータとディスプレイを接続するためのインターフェース規格の一つ。
液晶ディスプレイなどのデジタル駆動のディスプレイに、コンピュータから直接デジタル信号を送ることができる。
SiliconImage社が開発したTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)というシリアル転送方式を採用している。
DVIを使うと変換による信号の劣化がなくなり、画質が向上する。